2008年01月01日

ノルゲ

 年末の休みになった日から、佐伯一麦氏の長編小説『ノルゲ』を暇にまかせて読んでいる。

 帯文をそのまま引用すれば、
「ノルウェーの美術大学に留学することになった染色家の妻。その旅に同行することになった主人公。…光り輝く北欧の夏、太陽の消える陰鬱な冬、歓喜とともに訪れる春。ノルウェーの一年間を自らの体験、意識をとおし、細やかに紡ぎ出した長編小説…」

 この本も、大分前から本屋で見つけて、買おうかどうしようか?ずっと迷っているうちに、野間文芸賞を受賞したと新聞記事で知って、ようやく踏ん切りがついて買うことができたのであった。

 佐伯一麦氏はかなり地味な私小説作家。デビュー作を読んでも、それほど好きにはならなかったのだけれど、いつか「木の一族」という短編連作を読んで、結構ハマったるんるん

 「ノルゲ」はかなり分厚い体裁の本で、値段だってそれなりに高いパンチ。だから迷ったのだけれども、読み進めてしまえば、北欧での不自由な日々の暮らしを、細やかに描写していて、引き込まれるひらめき

 いずれにしても、本屋には本が山ほどあって、全部なんて、誰も読めないだろう。

 そんなにも本があるのに、こりもせず毎月新しく本が出版される訳だむかっ(怒り)

 いっぽう、誰の一生にも、限りがあるパンチ

 読む時間だって、働いたり、生活していれば、随分と少ないたらーっ(汗)

 その少ない時間で、何を読むかは、重大な問題だと思うexclamation

 だから、本選びは、重要だパンチ


 なかなか未知な作家に手を出さないのは、そんな理由がある。

 貴重な時間を割いて、期待を裏切られたらどうしようと思ってしまうから爆弾
 

 

 
ニックネーム ikkou at 22:26| Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
今年もよろしくお願いいたします。

本は読まなくなりましたね。これでも、子供の頃は読書大好き少年で、小、中、高と読書感想文コンクールで入賞したりしてたんですけどね。まあ、過去の栄光です。

ここ数年、特に妻が居なくなってからは、ホントに集中して読んだり、考えたりすることができなくなりました。晩酌後の酔っぱらった頭では、頑張りが効かないんですよね。

イカンイカンと反省して、今年は積ん読になってるものを引っ張り出そうと思ってます。
Posted by ロビタ at 2008年01月02日 02:53
ロビタさん。

おめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

ぼくも妻が亡くなってから3年間ぐらいは、
本が読めなくて、困りました。

本ところか、世間のことに何の関心も起こらなくて、廃人ぽかったです。

3年が過ぎて、4年目に入ってから、叙々に周りの事が見えるようになってきました。

妻の死をようやく受け入れることができるようになったのかな?

随分、時間が掛かりましたね。

このろくでもない人生を受け入れるのに!
Posted by ikkou at 2008年01月02日 19:53
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