本日、共同通信の若い記者さんが、我が家に取材に見えた

。
共同通信では、
「さよならのプリズム」と題して、人の終末期の模様を連載しているとかで、次回からガンで亡くなった人たちの最期の模様を記事として連載するらしく、妻の最期の模様を、取材しにきた。
そんな事で、しばらく話しをして、帰っていったのだけれど、帰る前に、それまで
新聞で連載した記事の
コピーを置いていったので、さっきざっと目を通していたら、
台東区山谷地区で、身寄りのない人たちの最後を看取るために、自費で「きぼうのいえ」を建てた牧師さんと、その妻の看護師さんの記事が出ていて、思わず、目が釘付けになってしまった。
山本雅基さんは、マザーテレサがインドに建てた『死を待つ人の家』のようなホスピスを作りたいと、
銀行から一億円以上の
借金をして山谷に建て売り住宅と
土地を購入して、「きぼうのいえ」を作ったのだとか

。
過去に愛する人を事故で亡くし、生きる希望を失った美恵さんは、そんな彼の夢に共感して、
結婚した

。
入居者は、余命が限られ行き場のない人、身寄りのなく病気や障害で独居が難しい高齢者が対象。
記事は、そこに入居していた末期の肺ガン患者、中村さんの終末期の模様からはじめられていた。
取材の為に、中村さんに会っているうちに、病状が悪化して、きぼうのいえで息を引き取るのを見届けた記者は、斎場まで行って、中村さんの骨まで拾う

。
読みながら、なぜかおおきく得心している自分がいた。
一期一会。
こんな
出会いもあるんだね。
生涯、忘れられない出会いと別れが

。
こういう出会いと別れは、人生の宝物かも

と思う。
若い頃、ぼくも山谷で、日雇い労務者をしていました

。
早朝から男たちの熱気がムンムンしていました。
あの頃を思い出して、胸が熱くなりました。